つどいの広場6月に開設へ
宮田村は子育て支援対策として、6月をめどに町2区のなかなかふれあいセンターにつどいの広場(仮称)を新設する。乳幼児とその親を利用対象に、交流を深める場所として提供。村は外部委託で専門職員を常駐させ、相談業務も取り扱う。新年度予算案に委託費や施設改修費などで263万円を盛った。
村内では若い母親らの要望もあり、一昨年8月に新田区の文化会館の一室を開放して「親子ふれあいの部屋」を開設。母親サークルなどが自主的に管理運営してきたが、専門職員はいなかった。
村住民福祉課は「育児相談など今までも機会は設けてきたが、より気軽に相談してもらえると思う」と説明。広場は平日の午前9時半から午後4時を予定するが、勤めている母親も考慮して柔軟に対応していく考え。
現在、健康診断などを通じて母親にアンケート調査を実施。望んでいるサービスなどニーズ動向の把握を進めている。
なかなかふれあいセンターでは現在、村の委託で福祉法人が福祉作業所を運営。新年度から指定管理者に移って事業を継続する見通しだが、村はつどいの広場の運営委託も含めて話しを進めている。