川に浸した寒ざらしそばの実 引き上げ
高遠そば組合は伊那市長谷の粟沢川に浸していた寒ざらしそばの実の引き上げ作業を4日行いました。
袋に入れたそばの実は先月5日に川に浸されたもので組合員10人ほどが引き上げ作業を行いました。
寒ざらしそばは高遠藩が将軍家に献上していたとされていて、冷たい川に浸すことで甘みが増すといわれています。
引き上げたそばの実は高遠町にある高遠そば加工施設に運ばれました。
濡れたそばの実を乾燥させるため木の板の上に広げます。
そばの実は組合員が毎日交代で天地返しを行い、均一に乾燥させるということです。
寒ざらしそばは税込み1,200円で7月中旬から高遠そば組合に加盟している壱刻、ますや、紅葉軒、華留運、紅さくら、きし野、梅庵の7店舗で提供されるということです。