特別支援学校 技能検定
特別支援学校の高等部の生徒の働く力を評価する喫茶サービス部門の技能検定大会が箕輪町で17日、開かれました。
技能検定は、「清掃部門」「食品加工部門」「喫茶サービス部門」の3部門があります。
17日は、喫茶サービス部門の技能検定が行われ、伊那市の伊那養護学校高等部の生徒8人が出場しました。
喫茶サービス部門では、伊那プリンスホテル内に設けられた模擬会場で、関係者が客役をつとめ生徒たちが注文をとったり飲み物の提供などの接客を行いました。
審査員を務めたのは、箕輪町の飲食店店主藤澤久美子さんです。
藤澤さんは、1月から検定に向け伊那養護学校の高等部の生徒たちの指導をしてきました。
身支度ができているか、伝票がきちんと置けたかなど20項目について10段階で評価します。
生徒たちは、練習してきた成果を発揮していました。
高等部1年の小林ゆうじさんは「気が引き締まり練習以上に力を発揮出来ました」と話していました。
技能検定は、特別支援学校+の高等部の生徒の働く意欲や働く力を高めようと県教育委員会が開いています。
後日、参加者全員に認定証が贈られることになっています。