東日本大震災 10年の節目にあわせた特別番組収録
東日本大震災の発生から10年が経とうとしています。
伊那ケーブルテレビは、その10年の節目にあわせた特別番組の収録を26日ニシザワいなっせホールで行いました。
震災翌年の2012年からの取材を通してかかわりの深い人をゲストに招きました。
元県立長野図書館で、自身も被災地と関わり続けている伊那市の平賀研也さんがコーディネーターを務めました。
ゲストは福島から伊那に移住した果樹農家の佐藤浩信さん、新聞記者として被災地を取材しその後伊那市で居酒屋を経営している八木択真さん、当時伊那市の東部中学校生徒会長で仙台市の高砂中学校と交流を始めた池上佳吾さん、気仙沼出身で被災地支援を続けている野溝清美さん、伊那市の職員で気仙沼市役所で復興支援にあたった伊藤貴さんの5人です。
佐藤さんは「振り返ると、自分のためではなく福島や人のために動いてきた10年間だった。」と話していました。
八木さんは「取材の中で被災しても地元に残りたいという人を見て自分にとって強く思えるふるさとはどこかと考えさせられた。」と話していました。
特別番組 言葉で紡ぐ明日~東日本大震災 10年の節目~は来月11日の午後1時から放送します。