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中病に新型コロナワクチン注射器到着

中病に新型コロナワクチン注射器到着

伊那市の伊那中央病院で、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた準備が進められています。
厚生労働省が、県内8か所の病院に向けて発送した、ワクチン接種に使う注射器と注射針です。
3日、伊那中央病院に届きました。
ワクチン本体は、5日に届くことになっていて、保管する冷凍庫は氷点下75度に設定し、受け入れ態勢を整えています。
届いた注射器と注射針は、病院職員975人分で、ワクチン接種は15日から、12日間かけて行われることになっています。
ワクチンは1本の瓶から5人分確保することができ、解凍後生理用食塩水で薄めて使用するということです。
病院によりますと、8日には幹部職員を対象にした先行接種が行われることになっていて、本番で想定される、1日あたり85人の接種が可能かどうかをシミュレーションするということです。
なお、伊那市、箕輪町、南箕輪村では、ワクチン接種に向けた事業費を来年度当初予算案などに盛り込み、準備を進めています。

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