さくら祭り開催 観光客受け入れへ
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園。
今年のさくら祭りは、新型コロナ対策をとって実施することが9日決まりました。
これから観光客の受け入れ準備が始まります。
高遠城址公園です。
つぼみが膨らんでいます。
去年は、新型コロナウイルスの影響でさくら祭りは中止となりました。
高遠城址公園の桜を管理する桜守は、園内の桜を剪定するなど準備を進めています。
高遠町商店街です。
開催の知らせを聞いた伊那市商工会や商店主らは安堵の声が聞かれました。
高遠城址公園の公園開きは28日を予定しています。
伊那市では、全国的の感染状況によっては長野県民限定といった対応を検討するとしています。
尚、民間気象情報会社ウェザーニューズによると、高遠城址公園は、開花が3月30日、満開が4月6日と予想しています。
伊那市の伊那バス株式会社です。
遠距離の移動が難しいとの声がある中で高遠城址公園の桜をオンラインで楽しんでもらおうとツアーを企画しました。
新たな観光需要の開拓や今後の誘客につなげようと、テレビ会議システムを使って伊那バスのガイドが案内します。
公園内に複数のスタッフを配置し、カメラを切り替えて順路に従って歩いているかのような感覚が味わえるということです。
桜守による桜の解説も予定されています。
ツアー参加者には、事前に伊那市の銘菓や地酒が送られ、それを味わいながら参加できるということです。
高遠さくら祭りオンラインツアーは、今日から参加者の募集をしています。
定員は1回20人で、4月の初旬の土日を予定しています。
ツアーの料金は1人5500円です。