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駅前周辺の整備活性化で2回目の懇談

駅前周辺の整備活性化で2回目の懇談

 村と地権者が昨年末に話し合いの機会を持って動き始めた宮田村のJR宮田駅前周辺の整備活性化について23日夜、当面関係する住民も含めた懇談会が開かれた。村は地権者、住民一体となり今後のあり方を考えたいと説明。出席者の多くは「痛みも分けあわないと話しは進まない」と認識を示し、継続して協議することになった。
 地権者と住民15人ほどが出席。清水靖夫村長は「皆さんの気持ちが1本にならないと、具体的にならない」と説明した。
 対象となる駅東側の大部分の土地を所有する2人の地権者は、再整備活性化に向けて前向きな姿勢を示した。
 実際に該当地域に住む住民からは、一帯の空き家が今後ますます増える状況だと指摘も。「商売している人、住んでいる人お互いに犠牲にならないような形ができたら、いい整備ができると思う」と意見もあった。
 「ある程度行政主導で考えを提示してもらうことも必要」「誰がリーダーや窓口になって話しを進めていくのか」などの声もあり、次回以降さらに煮詰めていくことに。
 「再開発するための国や県の補助について、具体的に示してほしい」と要望もあり、村は次回までに利用できそうな補助事業を提示するとも答えた。
 同駅前は空洞化が進み、空き家、空き地が目立ち、防災上の課題も浮上。1993年の調査では、村民の多くが何らかの駅前整備が必要と答えている。

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