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松くい虫被害 過去2番目の多さに

松くい虫被害 過去2番目の多さに

去年4月から12月までの上伊那地区の松くい虫被害の発生状況は、過去2番目に多いおよそ5,700立方メートルとなっています。
17日は、伊那市の伊那合同庁舎で上伊那地方松くい虫防除対策協議会が開かれ、今年度の被害状況などが報告されました。
去年12月までの被害量は上伊那全体で5,745立方メートルとなっていて、松くい虫被害が初めて確認された平成7年度以降、2番目に多い量となっています。
上伊那の8市町村のうち、伊那市、駒ヶ根市、飯島町、南箕輪村、中川村の5つの市町村の被害量が増加しています。
前の年と比べ増加の割合が最も大きいのは駒ヶ根市で570立方メートルから1,230立方メートルと2倍以上となっています。
放送エリア内では、伊那市が2,722立方メートル、箕輪町は350立方メートル、南箕輪村は1,180立方メートルでした。
対策協議会では、一昨年の夏の猛暑や、ここ数年の暖冬の影響により被害が増えたとみていて、今後も監視を強化し、早期発見、早期対策を進めていくとしています。
 

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