2年ぶりの春の高校伊那駅伝 準備進む
新型コロナウイルスの影響で去年中止となった春の高校伊那駅伝は、2年ぶりに21日に開催されます。
緊急事態宣言が出されている1都3県のチームは出場を見合わせ、男子69チーム、女子35チームが出場します。
発着点となる伊那市陸上競技場では、地元から出場する上伊那農業高校陸上部の選手が練習に励んでいました。
選手らは、本番に備え、競技場の感触を確かめていました。
春の高校伊那駅伝は、伊那市陸上競技場を発着点に、男子は42.195キロメートルを、女子は21.0975キロメートルを走ります。
今年は新型コロナ感染症対策の一環で、男子の第1中継所が「きたっせ」から「伊那市保健センター」に変わります。
また、男子は第1グループと第2グループに分かれ、5分遅れで時差スタートすることになっています。
例年は大会前日に行われる開会式は中止となりました。
みぶの里 応援メッセージ作成
こちらは、男子の第2中継所となっている美篶の複合福祉施設、みぶの里です。
例年は利用者や職員が沿道で応援旗を掲げたり、声援を送ったりしていますが、今回はコロナ対策で自粛となりました。
そんな中、例年とは違う形で選手たちを応援しようと、施設の利用者が色紙などで応援メッセージを作りました。
応援メッセージは、19日の夕方から施設の窓ガラスに張るということです。
2年ぶりとなる伊那駅伝は21日に開かれることになっていて、女子は午前10時、男子は午後0時10分スタートです。
駅伝の模様は長野放送とBSフジで、正午から放送予定です。
市では大会当日、「沿道での応援を控え、テレビ中継で声援を送ってほしい」と呼び掛けています。