ＣＯ２排出抑制　目標値を大幅に上方修正

伊那市はこれまで取り組んできた二酸化炭素排出抑制の目標値が令和元年度までにおおむね達成できていることから、目標値を上方修正し更なる排出抑制に取り組みます。
２３日市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が説明しました。
伊那市は平成２８年度から「伊那から減らそうＣＯ２～伊那市二酸化炭素排出抑制計画」を策定し、令和７年度までの１０年間の目標値を定めています。
当初の目標では、一般家庭のＣＯ２総排出量に対する再生可能エネルギー等による抑制割合は２５％で、令和元年度で目標値をおおむね達成しています。
そのため目標値を令和７年度までに５３％と大幅に上方修正しました。
具体的な取り組みとして、家庭用木質バイオマスボイラーの導入推進などを挙げています。
 

準市民制度を創設

伊那市は、市に関わりのある市外在住の人を「準市民」に認定する「準市民制度」を創設しました。
準市民は、伊那市の発展に寄与した人の中から市が提案し、認定するものです。
準市民にはタカトオコヒガンザクラの剪定枝で作ったバッジが贈られる他、市報を送り情報提供をするということです。
 

ぐるっとタクシープレ運行　利用件数

２月に行われたＡＩ乗合タクシー「ぐるっとタクシー」の竜東地区でのプレ運行の、利用件数は４９２件、乗合率は４５．７％でした。
エリアは富県・東春近・新山・高遠町河南・長谷地区です。
１９日までの登録者数は５５７人で、６５歳以上の人口に対する割合は１４．３％です。
このエリアでは４月から本格運行が始まる予定です。