AR×スマホで高遠を堪能
伊那市は拡張現実、AR技術を使って高遠城址公園の様子を見ることができる360度の動画や高遠石工の画像を楽しむことのできるスマートフォン向けアプリ「高遠探訪イーナクエスト」をつくりました。
こちらがそのアプリです。
アプリを起動すると、伊那市高遠町の地図が表示されます。
利用者が地図に表示されている場所に近づくと、その場所にちなんだクイズが出題されます。
クイズに正解すると、その場所をモチーフにしたキャラクターカードを手に入れることができます。
手に入れたカードには特典がついていて、スマホのカメラに疑似的に石造物を表示するAR画像や、360度映し出された桜の映像などを楽しむことができます。
アプリは、伊那市の公式ホームページのほか、QRコードから無料でダウンロードできます。
25日は、市役所でお披露目式が行われ、アプリを開発したKDDI株式会社の北崎修央さんが概要を説明しました。
白鳥孝市長らがスマホを手に取ってアプリを体験していました。
アプリは、平成29年度に5Gやドローンの利活用に関する協定を結んでいるKDDIと協力して伊那市がつくったものです。
観桜期に合わせ、訪れた観光客にアプリを活用しながら高遠町周辺を散策してもらい、地域の文化に親しんでもらおうと取り組んできました。
アプリを使ってカードを集めるとポイントがたまる仕組みになっていて、たまったポイントは、地元の飲食店で使える割引特典と引き換えることができます。
4月からのさくら祭りの期間中は、高遠町商店街にある、高遠観光案内所が臨時開設されることになっていて、ポイントの引き換えができるということです。
なお、イーナクエストの本格運用は4月1日を予定しています。