天下第一の桜 高遠城址公園 満開
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が今日、満開になりました。
満開を迎えた公園には、地元を中心に県外からも花見客が訪れていました。
公園には県の天然記念物にも指定されている固有種タカトオコヒガンザクラが1500本植えられています。
高遠城址公園の桜は先月26日に開花宣言が出され、きょう満開となりました。
開花は過去10年の記録と比べて10日、満開も12日早く、記録が残る昭和58年からみてもそれぞれ過去最速となっています。
今年は新型コロナウイルスの感染対策として来場者のマスク着用・手指消毒を徹底しています。
入場ゲートで来場者に記名してもらうほか、検温も行っています。
去年は緊急事態宣言の発令中だったため、さくら祭りは中止、公園も閉鎖されましたが、今年は、対策をとっての開催となりました。
園内には出店もあり、祭り開催を喜んでいました。
例年の祭りでは、桜奏会による高遠ばやしの巡行やさくら茶のサービスが行われますが、今年は中止となっています。
高遠城址公園の桜の見ごろは、あと1週間から10日ほどだということです。