伊那で東京五輪聖火リレー

東京オリンピックの聖火リレーが２日伊那市で行われ、１３人のランナーがトーチを手に中心市街地を走りました。


 

聖火リレーは正午頃、西町の春日公園下交差点をスタートしました。
最初のランナーは宮田村の唐木はなさんです。
唐木さんは、生まれつき難病を抱え、車いす生活をしていて、姉の美緒さんと一緒に走りました。
唐木さんは、第２走者の野城智也さんにトーチキスをして聖火をつなぎました。
第２走者の野城さん、第３走者の矢ケ崎学さんとつないだ聖火は、第４走者の駒ヶ根市高梨良介さんへと渡りました。
高梨さんは、長野県縦断駅伝で上伊那チームの主将を務めています。
 

聖火は高梨さんから第５走者の山本千絵さんと渡り、第６走者の伊那市出身の伊藤国光さんへとつながりました。
上伊那農業高校出身の伊藤さんは、モスクワオリンピック陸上競技長距離の日本代表に選ばれました。
現在は実業団チームの監督を務めています。
セントラルパークではミニセレブレーションが開かれました。
聖火は伊藤国光さんから第７走者の駒ヶ根市・伊藤大志さんへと渡りました。
伊藤大志さんは、佐久長聖高校からこの春、早稲田大学に進学しました。

聖火は、第７走者の伊藤さんから、第８走者の原田大稀さん、第９走者の紅楳英信さん、第１０走者の伊那市の御子柴拓也さんへと渡りました。

 

聖火は第１０走者の御子柴さんから第１１走者の向井葉月さんとつなぎ、第１２走者の伊那市の小木曽祐美子さんへと渡りました。
 

伊那での聖火リレー最後のランナーは辰野町の白鳥杏奈さんです。
正午頃西町をスタートした聖火は、４０分かけてゴールの御園に到着しました。
聖火はトーチからランタンに移され、次にリレーが行われる諏訪市へと運ばれました。