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遠照寺 開創1200年祭り

遠照寺 開創1200年祭り

ぼたん寺としてしられる伊那市高遠町の遠照寺の開創1200年祭りが4日から始まりました。
伊那市高遠町山室にある遠照寺には、日蓮宗最古とされる釈迦堂があります。
平安時代に天台宗の開祖・最澄が群馬県に向かう際、伊那谷を通ったことがきっかけで、釈迦堂の前身となる薬師堂が(こう)(にん)11年、820年に建てられたとされていて、国の重要文化財にも指定されています。
この薬師堂の建立から数えて去年1200年を迎えました。
予定では去年、開創1200年祭りを計画していましたが新型コロナウイルスの影響で1年延期しての開催となりました。
釈迦堂前には高さ3mほどの祈願柱が建立されました。
初日の4日は、発願(ほつがん)法要が行われ、檀家9人が参列しました。
祭りでは、伊那市長谷から富士見町まで続く法華道にある石仏の写真や親交のある静岡県富士市の富士連鶴会の作品などが本堂に並べられています。
また、檀家らが折った鶴5000羽で表現した作品の他、参道脇には1000羽の折鶴が飾られています。
遠照寺の開創1200年祭りは、新型コロナ感染防止対策をとって6月13日まで行われています。
 
 

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