大泉住民 ホタルの里に
南箕輪村大泉の住民有志は、地区内にホタルを復活させようと試験水路を整備し10日、現地で竣工報告会を開きました。
ホタルの試験水路は、大泉川の北側に整備されました。
大泉の住民有志は、数年前まで地区内に生息していたホタルを復活させようと「大泉ホタルの会」を去年10月に設立しました。
10日は現地で、竣工報告会が開かれ会のメンバーおよそ30人が参加しました。
試験水路は、5.4アールの田んぼを使い、穴を掘りシートをかけるなど会のメンバーが手作業で整備しました。
西天竜が流れるようになる前に人々の生活用水や農業用水として使われていた横井戸の水を利用します。
試験水路の長さは87mで、ホタルの幼虫の餌となるカワニナが生息しやすい水温にするため一度ためてから蛇行させて水を流すようになっています。
大泉ホタルの会では今後、カワニナの養殖を行い、年内に試験水路に放すということです。