村長選 藤城氏が新人同士の一騎打ちを制し初当選
16年ぶりの選挙戦
任期満了に伴い11日に投票が行われた南箕輪村長選挙は、南原の藤城栄文さんが新人同士の一騎打ちを制し初当選しました。
16年ぶりの選挙戦となった南箕輪村長選挙には2人が出馬し、新人の藤城さんが3,601票、同じく新人の小坂泰夫さんが2,865票で、藤城さんが初当選を果たしました。
一夜明けて現在の心境を聞く
当選から一夜明け、現在の心境を聞きました。
Q当選が決まって・・・
「一生懸命まじめに汗をかいて働いていくという思いを、改めて強くした。」
Qまず取り組みたいこと・・・
「まずは新型コロナ対策。デジタル技術をフル活用して、正確な情報を発信していきたい。また、長期化すれば経済にも影響がさらにでてくるので経済支援もしなければならない。」
Q長期的に取り組みたいことは?・・・
「住民サービスをバランスよく向上させていくには、村民・議会・役場職員と十分に会話をしてエビデンス(根拠)を作っていきたい」
Q唐木村政を引き継ぐにあたり・・・
「自分の得意なところを出しながら、住民や周辺自治体と協調関係をつくり、(上伊那の発展が村の発展につながるので)上伊那のためにがんばっていきたい」
当選が決まった昨夜は、日付が変わった午前0時から1時間半ほどかけてSNSやメールでお礼のメッセージを送ったということです。
今朝は6時に起きて子どもを小学校に送った後、日課となっているごみ拾いをしたということです。
村長選・村議補欠選挙の当選者に当選証書付与
12日は役場で当選証書付与式が行われ、南箕輪村選挙管理委員会の伊藤重光委員長から当選証書が手渡されました。
また、合わせて村議補欠選挙で当選した元職で大泉の唐澤由江さんと新人で神子柴の登内瑞貴さんに当選証書が手渡されました。
村長の任期は、4月16日から2025年4月15日までの4年間で、村議会議員の任期は2023年4月26日までとなっています。
投票率は53.08%(前回比▲13.45ポイント)
なお、村長選の投票率は53.08%で、前回選挙の2005年と比べ13.45ポイント下がっています。
これは、村選挙管理委員会で記録が残っている昭和61年以降で最も低くなっています。