藤城村長 初登庁
任期満了に伴う南箕輪村長選挙で初当選を果たした藤城栄文さんが16日、村役場の職員が出迎える中初登庁しました。
藤城村長は、午前8時20分過ぎに公用車で役場に到着しました。
職員ら30人に迎えられ役場に入り、村長の椅子に座りました。
その後村民センターで就任式が行われました。
原茂樹副村長は「職員は藤城村長と気持ちを一つにしてチーム南箕輪で村のため村民のために精一杯努力をしていきたい」と歓迎の言葉を述べました。
就任の挨拶で藤城村長は「真面目に汗をかいてしっかりとこの村を良い方向に導きたい。若い力で全力で頑張ります」と話していました。
藤城村長は、新型コロナウイルス対策を最優先とし、子育て支援やデジタル化の推進などを公約に揚げています。
村長としての初仕事は、新型コロナの感染防止を呼び掛けました。
午後2時にニシザワ信大前食彩館で、訪れる客に新型コロナ感染防止を呼び掛けました。
上伊那地域は県が定めた5段階の感染警戒レベルの中で上から2番目の4となっています。
警戒レベルが4に引き上げられ、初めての週末を迎える事から県や伊那市、南箕輪村が協力し街頭啓発を実施しました。
藤城村長の任期は、16日から2025年4月15日までの4年間となっています。
唐木一直前村長 退任
また15日は、4期16年村長を務めた唐木一直さんの退任式が行われました。
唐木さんは、「この16年間、職員や多くの村民の皆さんに接しながら厳しい時、苦しい時もあったが良い時代の村長を務めることができた。村は交通の利便性も良く、教育環境にも恵まれている。まだまだ発展の可能性がある村。新村政には恵まれた環境を活かし、さらに活力ある住みよい村を築いていただくことを願っている」と退任のあいさつをしました。
唐木さんは職員から花束を受け取り村民センターを後にしました。
村民センター前には、多くの村民や後援会の関係者らが見送りに訪れ4期16年にわたる唐木さんの労をねぎらっていました。