県のモデル市町村の箕輪町で高齢者のワクチン接種始まる
7月末までに対象の全ての高齢者が接種
新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種のモデル自治体に選ばれている箕輪町で19日から、65歳以上の接種が町内の医療機関で始まりました。
町では、7月中に高齢者の接種を1人2回行う計画です。
個別接種は、町内9つの医療機関で行われます。
初日の19日は、内科や整形外科など6医院で行われ、このうち松島のいくやま医院では午前と午後それぞれ5人が訪れました。
箕輪町は、本格接種が始まる前にワクチンが配分される県のモデルケースの市町村に選ばれています。
町によりますと、対象となる65歳以上の高齢者はおよそ7,700人で、このうち6,000人ほどが接種を希望しているということです。
事前の意向調査を基に割り振り、今月接種する630人には接種券と案内状が送られています。
ワクチンを打ち終えると、別室に移り副反応がないか15分間様子を見ていました。
町では、7月末までに対象高齢者全員が2回の接種を済ませる計画です。
なお、エリア内の市町村の高齢者対象の接種は、南箕輪村が21日から、伊那市は5月3日から入院患者などリスクの高い人から段階的に行う予定です。