経ヶ岳バーティカルリミット 2年連続で中止に
緊急事態宣言などを考慮
南箕輪村の経ヶ岳周辺を走るトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」の実行委員会は、今年の大会の中止を26日に決定しました。
26日は、経ヶ岳バーティカルリミットの実行委員会の会議が村民センターで開かれ、来月22日に予定している大会を実施するかどうか協議しました。
委員からは、「経済をまわすことを考えれば実施の方向で進めたい」との意見もありましたが、「不透明な部分が多く見合わせたほうが良い」など中止とする意見が多く、協議の結果中止と決定しました。
バーティカルリミットは、大芝高原を発着点に、経ヶ岳山頂を経由する全長21キロのロングコースと、4合目を経由する12キロコースの他、1キロと3キロのキッズコースがあります。
26日昼現在、合わせて約1,000人がエントリーをしているということです。
このうち、緊急事態宣言が出されている4都府県からは約110人が参加を予定している他、感染流行地域も含めるとエントリーしている人のうち7割にのぼるということです。
中止は2年連続となることから実行委員会では、「経ヶ岳バーティカルリミットのファンを失望させないよう、来年度の開催に向けて取り組んでいきたい」としています。