ワナセンサーを高遠・長谷に整備へ
伊那市有害鳥獣対策協議会は檻に野生動物が捕獲されるとセンサーが反応しメールで通知される「ワナセンサー」を今年度新たに高遠、長谷地区で整備する計画です。
伊那市有害鳥獣対策協議会総会が伊那市役所で27日に開かれワナセンサー整備など今年度事業が承認されました。
ワナセンサーは檻に野生動物がかかっているか確認に行く必要がなくなることから、猟友会などの負担軽減につながるものです。
これまでに91台が運用されていて高遠・長谷地区に今年度はじめて整備する計画で1台あたり月額300円の補助がされます。
昨年度の有害鳥獣捕獲数はニホンジカが1,568頭、ニホンザルは120頭だということです。
白鳥孝伊那市長は「昨年度はニホンジカの捕獲が多かった。熊の捕殺できる仕組みづくりも考えていきたい」と話していました。