新しい伊那市福祉まちづくりセンター利用開始
伊那市山寺に新たに完成した福祉まちづくりセンター「ふれあい~な」の開所式が6日に行われました。
新しい福祉まちづくりセンターは、これまでの施設が老朽化したことから、伊那市が10億円かけて古い施設と同じ敷地内に新築しました。
開所式には、市役所の福祉相談課と市社会福祉協議会の職員が出席しました。
白鳥孝市長は、「様々な社会的弱者に寄り添い一緒に生きていく拠点が完成した。その核となりしっかりと動かしていってほしい」と訓示しました。
新しい施設は、1階の自動ドアを入ってすぐに総合受付があり、向かって右手に市福祉相談課が、左手に市社会福祉協議会の窓口があります。
プライバシーが確保できる相談場所がそれぞれ4か所あるほか、個室の相談室も設けられています。
これまで、市役所と福祉まちづくりセンターの2か所で、それぞれに対応していましたが、機能が1か所に集約されました。
また、3階には伊那公証役場も入り、成年後見人等の相談もワンストップで行えるようになりました。
6日はさっそく、ボランティア団体が引っ越しを行っていました。
文字を音声にして視覚障害者に伝える活動を行っているこだまの会です。メンバーは、新しい施設を確認していました。
1階には、多目的スペースもあり誰もが利用することができます。