栗林秀吉さん 伊那市society5.0アドバイザーに
伊那市は、ICTやIoTなどのデジタル革新により様々な課題を解決しようとする「society5.0」の取り組みを推進していますが、その事業に対して助言し、進捗を分析するアドバイザーに、伊那市富県の栗林 秀吉さんを委嘱しました。
3日は、白鳥孝市長から、栗林さんに委嘱状が手渡されました。
栗林さんは伊那市富県在住の74歳です。重機の大手メーカー株式会社小松製作所の子会社で社長などを務めてきました。
現在は、伊那市の新産業技術推進協議会会長を務めています。
伊那市がsociety5.0推進アドバイザーを委嘱するのは今回が初めてです。
伊那市が提案した「環境」と「経済」が新産業技術で親和する都市「スーパーエコポリスプロジェクト」が、国の地方創生推進交付金の全国の4か所の一つに選ばれました。
プロジェクトは、担い手不足をロボットで補ったり、ドローンを多方面で活用するなど6つの柱となる事業を構築するもので、今年度から5年間の7億5千万円のプロジェクトです。
栗林さんは、このプロジェクトに対し、助言や、課題検証を行います。
栗林さんの任期は、事業が終了するまでとなっています。