仙丈小屋に荷揚げ
南アルプスの仙丈小屋は、15日から2年ぶりに今シーズンの営業を始めます。
それを前に、山小屋を運営する伊那市観光株式会社は、ヘリコプターで食料などの荷揚げ作業を11日、行いました。
午前7時頃、伊那市長谷の標高1680メートルの歌宿から標高3033メートルの仙丈ケ岳直下にある仙丈小屋への荷揚げが行われました。
昨シーズンは、新型コロナ感染防止のため伊那市観光が運営する南アルプスのこもれび山荘、仙丈小屋、塩見小屋、中央アルプスの西駒山荘の4施設は休業しました。
今シーズンは、感染防止対策をとり、2年ぶりの営業となります。
荷物は食料や燃料の他、コロナ対策として、アクリル板や消毒液なども運びました。
1回500キロの荷物を12往復して小屋に届けました。
伊那市観光株式会社では、
入館前の検温や館内共有スペースでのマスク着用の徹底など感染対策を盛り込んだ山小屋運営のガイドラインを作成しました。
仙丈小屋では、今シーズン定員60人を半分に減らし30人で営業するということです。
仙丈小屋の営業は、15日から10月15日までを予定しています。
28日に塩見小屋、来月1日に西駒山荘へ荷揚げする予定です。