金鳳寺本堂の屋根改修工事が竣工
檀信徒らが見学
伊那市富県にある金鳳寺の本堂屋根の改修工事が竣工し19日と20日に見学会が開かれました。
金鳳寺の本堂の屋根改修工事は去年6月から始まり今年5月に竣工しました。
今の本堂はおよそ200年前に建てられたもので日本の伝統的な茅葺き屋根でした。
30年単位で吹き替えを行っていましたが傷みが激しく雨漏りもあったことから檀信徒でつくる金鳳寺本堂屋根改修委員会が発足し改修工事を行いました。
事業費は1億4000万円で茅葺きから銅板葺きに変更されました。
屋根は曲線がほどこされ茅葺きの形を残した造りとなっています。
本堂内部も合わせて改修工事が行われ床が新しい板葺きとなったほか耐震工事も行われました。
金鳳寺では「檀信徒の心のよりどころとして、また地域の人たちが集まる場として活用してもらいたい。」と話していました。