荒惠子さんと次男・隆さん 息子と二人展
伊那市西箕輪の荒惠子さんと次男・隆さんによる二人展が、南箕輪村南原の喫茶なごみの樹で開かれています。
会場には、荒さんと次男・隆さんの作品およそ50点が飾られています。
この展示会は、荒さんの母・星見ヤイさんが亡くなってから25年の節目に開かれました。
亡くなった星見ヤイさんの苗字“星見”と、趣味で30年ほど天体写真を撮っている隆さんの星にちなんだ作品を展示しています。
隆さんの展示会は今回が初めてです。
全国で撮影した天体写真を展示しています。
母親の荒さんは日本絵手紙協会公認講師を務めています。
会場には、父親が亡くなった6歳から結婚する21歳までの母親と苦労した暮らしの思い出を日記風にした絵手紙があります。
長さは10メートルほどです。
およそ一か月かけて書き上げました。
「苦しみをへて真の人となる」という亡き母親の言葉が最後に綴られています。
荒惠子さんは「亡き母の生きざまを見て生きる力を感じてほしい」と話していました。
荒さんと次男・隆さんによる二人展は6月30日まで、南箕輪村南原の喫茶なごみの樹で開かれています。