高遠町中区住民らが太陽光発電設備施設の設置 反対署名を提出
伊那市高遠町西高遠の住民が町内への太陽光発電施設設置に反対する署名を5日伊那市に提出しました。
5日は高遠町西高遠中区の山川俊二区長ら5人が伊那市役所を訪れ、町内への太陽光発電施設の設置に反対する署名533人分を白鳥孝市長と飯島進議長に提出しました。
太陽光発電施設建設予定地は町の中心部で以前、料理屋があった場所です。
現在は元経営者の住宅を建設していますが、その横に発電施設を建設したい意向だということです。
中区住民は発電施設の施行業者から連絡を受け、初めて建設について知ったということです。
施工業者が先月に住民説明会を開く予定でしたが、住民の反対署名が集まっていることから開かれていません。
山川区長は「高遠の景観が損なわれることや近隣住民が反射光の影響をうける心配がある」と話していました。
白鳥市長は「住民の思いを重たく受け止める。議会で条例化を目指したい」と話していました。
伊那市の発電設備設置に関するガイドラインでは住民の同意がないと設置は受理できないと定めています。