箕輪町 地球温暖化対策特別委員会 初会合
二酸化炭素の排出抑制について検討する「箕輪町地球温暖化対策特別委員会」の初会合が、5日に、地域交流センターで開かれました。
5日の会議では、町内の事業者や住民、県の担当者など14人が委員に委嘱されました。
地球温暖化対策特別委員会は、町環境審議会の下部組織として設置されるもので、地球温暖化対策について意見やアイディアを出し合い、アクションプランなどを検討するものです。
箕輪町の温室効果ガス排出量は、2013年度が22万7,000トンだったのに対し、2018年度は18万7,000トンと17%減少しています。
しかし、2030年度までに国は46%の削減を、長野県は60%の削減をそれぞれ目標に掲げています。
委員長には、ニチノウ食品株式会社社長の有賀哲哉さんが選ばれました。
有賀さんは、「目的を明確にして1人でも多くの人が実行できるプランを検討していきたい」と話していました。
年度内にあと4回会議を開き、意見をまとめて来年3月に上部組織の環境審議会に白鳥政徳町長が諮問することになっています。
町では、来年7月にゼロカーボン宣言を行う予定です。