高校再編について考える上伊那の会
高校再編について考えるシンポジウムが11日に、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
シンポジウムでは、赤穂・駒ヶ根工業高校の同窓会長と、飯田OIDE長姫高校・伊那東小学校の教諭の合わせて4人が、県が示した高校再編統合計画の二次案について自身の考えを述べました。
県教育委員会は二次案で、赤穂を総合学科新校に、辰野商業・箕輪進修工業・上伊那農業・駒ヶ根工業を上伊那総合技術新校として、再編・転換する計画を示しています。
駒ヶ根工業高校同窓会長の鈴木正志さんは「3つの学校を1つにすることありきで話が進んでいることを危惧している。工業科を主体とした総合技術新校を望む」と話していました。
伊那東小学校教員の山岸祥子さんは、「総合学科校になっても大学進学に必要な科目を学べる環境が必要」と話していました。
シンポジウムは、住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会が開いたもので、会場にはおよそ30人が訪れました。