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緊急消防援助隊 上伊那から熱海市へ派遣

緊急消防援助隊 上伊那から熱海市へ派遣

上伊那広域消防本部は、3日に静岡県熱海市で発生した土石流災害で行方が分からなくなっている人の救助活動にあたるため、5つの部隊合わせて50人を派遣します。
緊急消防援助隊上伊那広域第1次隊として12日から3日間派遣されるのは、上伊那の6つ消防署に所属する隊員10人です。
12日は、結隊式が行われました。
熱海市を襲った土石流災害では、11日(午後2時)までに9人が死亡、18人が行方不明になっているということです。
派遣先では、土砂の搬出を手作業で行います。
土砂の中にクギや木片(もくへん)などの鋭利なものが混ざっているということでケガに注意しながらの作業となる他、新型コロナと熱中症対策をとりながら進めていくということです。
上伊那広域消防本部の柿木(かきのき)淳一(じゅんいち)消防長は、「安全を第一に被災地の方に寄り添った活動となることを願います」と激励しました。
緊急消防援助隊は、県内13の消防本部からそれぞれ派遣されます。
上伊那では、12日から22日まで3日間ずつ計50人を派遣する計画です。
なお、緊急消防援助隊として上伊那から派遣されるのは、2015年の広域化以降初めてだということです。
 

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