箕輪町でデマンド型タクシー実証実験へ
箕輪町は、町内全域で乗合のデマンド型タクシーの実証実験を11月から行います。
13日は箕輪町役場で地域公共交通会議が開かれ、実証実験について説明がありました。
町では、少子高齢化を見据え箕輪町に適した新たな公共交通システムを構築しようと、デマンド型タクシーの実証実験を行います。
デマンド型タクシーは、予約に応じて、希望の停留所間を運行するものです。
停留所は地域のごみステーションや集会所、スーパーや医療機関など町内約300か所に設置されます。
対象は65歳以上の高齢者と免許返納者、障がい者です。
運行エリアは町内全域で、天竜川の東側に住んでいる人は月・水・木曜日に、西側は火・金曜日に利用することができます。
運行車両は2台で、1台に最大3人まで乗車できます。
利用は片道1回500円です。
利用には事前登録が必要で、10月から登録を受けつけます。
実証実験の期間は11月から来年3月までです。
なお、みのちゃんバスは実証実験期間中は並行して運行し、デマンド型タクシーの利用状況を踏まえ、運行体系について検討するということです。