南箕輪村戦没者慰霊祭
平和を願い黙とう
日清日露戦争や第二次世界大戦で亡くなった人の霊を慰める慰霊祭が、南箕輪村村公民館の慰霊碑の前で21日に行われました。
慰霊祭には、南箕輪村遺族会の山口一男会長、南箕輪村社会福祉協議会の宮下努会長、藤城栄文村長が参加しました。
会場では、山口会長らが黙とうをささげ、花を手向けました。
慰霊祭は、遺族会と社協が昭和44年から毎年行っています。
南箕輪村では、第二次世界大戦などで170人余りの人が亡くなっています。
藤城村長は「戦争を知らない世代にも、戦争のことを知ってもらい、多くのことを後世に繋いでいきたい」と話していました。
遺族会の山口会長は「犠牲の上に今の平和があることを忘れず、慰霊を続けていきたい」と話していました。
遺族会の会員は現在52人となっています。