よりあい東春近会議
自分たちの地域は自分たちの手でつくろう竏窒ニ、伊那市東春近の住民有志でつくる「よりあい東春近会議」は19日、東春近の地域づくりについて考えるワークショップを東春近公民館で開いた。約30人が参加し、よりより東春近にするためには何が足りないか、個人としては何ができるかなどを話し合った。
昨年6月から話し合いを重ねてきた同会議は「自分たちの思いを地域づくりに反映したい」「人と人との結び付きを通した住民参加型の地域づくりをしたい」などと考える住民有志らが発足したもので、今回は、地域全体を巻き込んだワークショップを開くことを企画。その前段では、今後の地域づくりに重要な役割を果たす地域自治区を学ぶ勉強会も開いた。
ワークショップは3グループに分かれて実施。1班は「まとまりのある地域の中で小さな意見が言えなくなっているのでは」「地元に素晴らしい人がいても、知らないことも多い」などの意見があり、意見箱や東春近人材バンクの設置などが提案された。
発起人の織井秀夫さんは「行政に何かやってもらおうという姿勢から離れ、自分たちのことは自分たちで考えていくことが大切」と話していた。
今後もワークショップは定期的に開催していく予定。