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伊那養護学校でパラリンピックの火 採火

伊那養護学校でパラリンピックの火 採火

 24日に開幕する東京パラリンピックに向けて、県内10圏域で今日採火が行われました。
伊那市では、伊那養護学校で、採火と聖火フェスティバルが行われました。
 会場は伊那養護学校の敷地内にあるどんぐりの森です。
養護学校の子どもたちの夢が書かれた短冊とどんぐりの木を使った焚き木が積み上げられています。
 伊那市の丸山公園の平和の火を、白鳥孝市長らが焚き木に点火しました。
 焚き木が燃え上がると、伊那市在住の長野パラリンピック銀メダリスト・加藤(かとう)(ただし)さんがランタンに点火しました。
 伊那養護学校の生徒など参加者10人ほどが円を作り、順にランタンをリレーしました。
 一般公開はされませんでしたが、見学に訪れていた養護学校の生徒たちも、急遽、一緒にランタンをリレーしました。
 最後に、伊那養護学校高等部3年で生徒会長の金沢(かなざわ) 貫汰(かんた)さんが、展示台にランタンを置きました。
 上伊那での採火イベントは、伊那市の他、辰野町と箕輪町でも今日行われました。
3市町村の火は一つに集められ、あすから15日まで、箕輪町のイオン箕輪店で公開されます。
 16日に10圏域から長野市に火が集められ、一つの長野県の火とし、東京へと出立する予定です。

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