過去最大規模プレミアム商品券発行
伊那市は、新型コロナの影響を受けた地域経済回復に向けた支援策として、プレミアム率30%、1万円で1万3千円分の買い物ができるプレミアム商品券を発行します。
20日、市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長が、プレミアム商品券の発行を含めたコロナ対策の事業について説明しました。
伊那市は、コロナワクチン接種が概ね終了する年末年始の時期を捉え、市内の経済の活性化を図るため過去最大規模となるおよそ20億円のプレミアム商品券を発行します。
千円券13枚つづり1セット1万3千円分を1万円で購入できます。
13枚のうち大型店を含む全店共通券が8枚、地域の中小店専用券が5枚となっています。
16万冊を発行し、1人10冊まで購入できます。
事前申し込み方式で、申し込み開始は、10月初旬、販売は11月4日を予定しています。
伊那市では、発行冊数を超える申し込みがあった場合は、申込をした全ての人が購入できるよう上限冊数を引き下げる場合もあるということです。
この他、コロナワクチン接種事業の推進に1億円、公共施設のトイレなどの手洗いの自動水栓化に1900万円などとなっています。
プレミアム商品券発行を含む23億円の新型コロナ感染症対策の補正予算案は、27日に開会する9月定例市議会に提出されることになっています。