西藤選手 東京五輪を振り返る
東京オリンピックの男子フェンシング競技に出場した箕輪町沢出身の西藤俊哉選手に、今大会や今後の目標などについて話を聞きました。
西藤選手は27日、伊那ケーブルテレビの単独インタビューに応じ東京五輪から1か月が経過した今の心境を話しました。
西藤選手は「五輪が終わった直後は悔しい思いが多かった。休みをいただいて気持ちも切り替わった。来月から試合も始まるのでそこに向けて練習をしています。」と話していました。
西藤選手は、フルーレの個人と団体戦に出場しました。
個人戦は3回戦で敗れ、団体は4位でした。
西藤選手は、5歳の時からフェンシングをはじめ、小学生の頃イベントの一環で、五輪メダリストの太田雄貴さんと対戦したことがきっかけで五輪を目指しました。
西藤選手は、五輪で負けた悔しさをばねに今後について「今回悔しい思いをしたのでオリンピックの借りはオリンピックでしか返せないので次のパリオリンピックは金メダルをとりたい」と話していました。
また、27日は箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に結果を報告しました。
正面玄関前には職員が出迎え花束が贈られました。
白鳥町長は「西藤さんの活躍で箕輪町も盛り上がった。英気を養ってもらい次のステップに進んで欲しい」と話していました。
西藤選手は、29日に東京に戻り次の大会に向け練習をスタートさせるということです。
尚、長野県は五輪に出場した西藤選手などにスポーツ栄誉賞を授与することを27日発表しました。