伊那拓本協会から伊那市に寄付
上伊那にある、松尾芭蕉の句碑の拓本をとる活動をしていた伊那拓本研究会が、19日伊那市に37,861円を寄附しました。
今日は、伊那拓本研究会会員の丸山輝子さんと向山光子さんが市役所を訪れ、笠原千俊教育長に寄附金を手渡しました。
伊那拓本研究会は、今年4月に亡くなった元会長の竹入弘元さんが、拓本の技術を学ぶために昭和63年に結成し、当時は32人の会員がいたということです。
研究会は、上伊那にある56の松尾芭蕉の句碑を拓本し、製本にすることで、文化を後世に伝えていくことを目的に活動してきました。
竹入元会長が亡くなったことから研究会を解散することとなり、残った活動資金37,861円を伊那市に寄附しました。
会員の丸山輝子さんは「寄附金は文化財保護などに使ってもらいたい」と話していました。