保育園児が地震体験車で揺れを体験
箕輪町の松島保育園で27日、地震体験車に乗って園児が地震の揺れを体験した。
地震が起きた場合、どの程度揺れるのか体験することで地震の恐ろしさを知り、万一に備えてもらおうと、箕輪消防署が県の地震体験車で希望のあった保育園を巡回する。
体験車は兵庫県南部地震など実際に国内で発生したマグニチュード7・0から7・9までの8種類の揺れが体験できる仕組みで、1分から2分弱の間に縦揺れ、横揺れ、静止などを繰り返す。
園児は頭巾をかぶり、順番に車に乗った。揺れることが分かっているため、「怖くない」と少しはしゃいでいたが、急に揺れ出すとびっくりした表情になったり、慌てて手すりを強くにぎる園児もいた。
町内は、3月2日までの4日間で8園を回る。