伊那市が住民非課税世帯に商品券配布
伊那市は、新型コロナの影響が長期化する中、所得の少ない世帯を支援するため、住民税非課税世帯に対し1人あたり1万3千円の商品券を配布する計画です。
伊那市は、第18弾となる新型コロナ感染防止対策などを含む総額5億2千万円の補正予算案を開会中の市議会9月定例会に9日、追加議案として提出しました。
第18弾となる新型コロナ対策では、住民税非課税世帯に対して、1人あたりプレミアム商品券13,000円分を配布する計画です。
該当するのは9,800人で事業費は1億3千万円となっています。
配布時期は11月上旬を予定しています。
ほかに、「第5波対応中小事業者応援金」事業を計画しています。
中小事業者には上限10万円を、個人事業者には上限5万円を給付するものです。
8月と9月の事業収入の合計が去年または一昨年の同じ時期と比べ、30パーセント以上減少した事業者が対象となります。
事業費は6千500万円で、 およそ800社の申請を想定しています。
第18弾となる新型コロナ感染防止対策などを含む総額5億2千万円の補正予算案は、議会最終日の17日に採決が行われます。