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南箕輪村開発公社「再建委員会」11月目途に案をまとめる方針

南箕輪村開発公社「再建委員会」11月目途に案をまとめる方針

経営の悪化により営業休止となっている南箕輪村の宿泊施設大芝荘のあり方などについて考える村開発公社「再建委員会」は、11月を目処に再建案をまとめる方針を、13日に示しました。
13日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が進捗状況を報告しました。
開発公社が運営する大芝荘は、新型コロナの影響により昨年度は6,400万円の赤字となりました。
今年度も、赤字が予想されることから、6月14日から営業を休止しています。
この状況をなんとかしようと、開発公社の職員が中心となって「再建委員会」を発足させました。
7月からこれまでに4回会議を開き、営業再開の可否や公社職員の業務の役割分担などについて話し合いを進めてきました。
開発公社理事長の藤城栄文村長は、「営業を休止してからは月500万円の経費を削減できているものの、トータル的には赤字となっている」と話し、「11月を目処に再建案をまとめたい」としています。
村では、役場と大芝高原内の3か所に大芝高原の将来ビジョンについてのアンケート用紙を設置し意見を募集していて、「大芝荘のあり方を含めた今後の方向性を決める上での参考にしていきたい」としています。

藤城村長 給与減額追加議案提出へ

南箕輪村開発公社「再建委員会」11月目途に案をまとめる方針

また全員協議会では他に、南原住宅団地で再び焼却灰が見つかったことを受け、藤城村長は9月議会最終日に自身の給与の減額に関する議案を追加提出する考えを示しました。

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