信大がスマート精密林業を紹介する展示会
南箕輪村の信州大学農学部はICT・人工知能AI技術を活用したスマート精密林業を紹介する展示会を伊那市役所で開いています。
13日は展示初日に合わせ、信州大学 森林計測・計画学の加藤正人教授が説明を行いました。
この展示は7月から1か月間、文部科学省のエントランスでも展示されていたものです。
2017年5月に加藤教授が発起人となり、信州大学発のベンチャー企業、精密林業計測株式会社を設立しました。
航空機やドローン、地上のタブレット端末で計測した3次元での精密な森林資源情報とICTやAIとかけあわせる技術を開発しました。
1本1本の樹木を3次元で映像解析することが可能で、森林調査の省略や松くい虫被害の情報把握に活用できるということです。
またレーザー計測で広葉樹の樹種を特定する技術を国内で初めて開発したということです。
展示は伊那市役所1階で24日まで開かれています。