泉石心さん 書と硯を展示
伊那市の書家で龍渓硯作家の泉石心さんの作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、辰野町でとれる龍渓石で作った「龍渓硯」40点と、書20点が並べられています。
龍渓硯は、今年の東日本伝統工芸展や長野県工芸展に出品した作品などを展示しています。
去年から今年にかけて制作した10センチほどの小さな作品もあります。
これらは、石の形や模様を基にデザインを考えて作っているということです。
書は、パラリンピックの理念や競泳の池江璃花子選手の言葉など、泉さん自身が心に残った言葉を、書いたということです。
泉さんは、上伊那書道協会の会長で、現在は伊那市の高遠高校や辰野町の信州豊南短期大学で非常勤講師を務めています。
作品展は、30日までなごみの樹で開かれています。