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スペシャルオリンピックス細川理事長が訪問

スペシャルオリンピックス細川理事長が訪問

 スペシャルオリンピックス(SO)日本の細川佳代子理事長ら3人は1日、駒ケ根市役所を訪れ、市に対して「長野での世界大会1周年を記念したイベントが各地で開催される。これを機にあらためて障害者への理解を深めてほしい」と活動への協力を要請した。原寛恒助役は「1年前の感動は印象深い。ホストファミリーがアスリート(選手)との交流を通じて障害者の明るさ、たくましさに勇気づけられた。今後、交流と支援に力を入れていきたい」と述べた。
 細川理事長は「SOは2年ごとに開かれる夏、冬の世界大会だけと思っている人が多いが、私たちの活動は毎週のように続いている。先進国の中で日本ほど障害者への理解が乏しい国はない。障害者がスポーツを通じて社会参加することに皆がもっと関心を持ってほしい」として市に対し、ボランティア募集の広報や活動場所の確保などの支援を求めた。
 細川理事長らは2日に伊那養護学校で行われるフロアホッケー体験会などに参加する。

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