長谷村禁煙プログラム
弊害改めて気づき、禁煙を
子どもの健康に大きな影響を与えるたばこを改めて考えてもらおう窶狽ニ15日、長谷小学校は地域住民を対象とした禁煙プログラム講習会を実施した。
「受動喫煙や発育に影響を与える未成年の喫煙などを考えるには、家族のみならず地域の協力も必要」との思いから、地域住民すべてを対象とした講習会には、喫煙者ほか、その家族など約20人が参加。長谷村国保美和診療所の岡部竜吾氏が提案する「気づきの禁煙プログラム」を学んだ。
岡部さんは「努力型の禁煙は、我慢の連続。また、失敗すると罪悪感にさいなまれ、結局よくない」と話し、"たばこは吸わないほうが良い"と改めて気づくことで禁煙意識を高める手法を紹介。
参加者に、ストローを使って、喫煙者がなりやすい慢性閉塞性肺疾患の苦しさを体験してもらったり、ほとんどの病気がたばこに関係していることを話す一方で「たばこはやめると10年ほどで、正常な肺に戻るので、やめる価値はある」と訴えた。