伊那と会津若松 親善交流20周年で調印
伊那市の旧高遠町地区と福島県会津若松市は親善友好盟約を締結し去年20周年を迎えました。
20周年を記念し、両地域がより交流を深めていくことを目指す親善交流書の調印式を5日オンラインで行いました。
5日は、伊那市役所と会津若松市役所がオンラインで結ばれ、調印式が行われました。
白鳥孝伊那市長と会津若松市の室井照平市長が親善交流20周年記念の親善交流書に調印しました。
会津若松市と旧高遠町は、2000年に親善交流盟約を締結しました。
江戸時代、高遠藩主だった保科正之が転封し会津松平家の藩主となったことが縁です。
伊那市からは、会津まつりに参加したり、名君 保科正之公の大河ドラマをつくる会が、会津若松市から人を招き生誕祭を開催するなどの交流が続いています。
今回は、20周年を記念し、より親睦を深めていこうと調印式が行われました。
会津若松市からは伝統工芸品 会津漆器の盃が贈られました。
伊那市の花・桜と会津若松市の花・タチアオイが描かれています。
伊那市からは山岳写真家の津野祐次さんが撮影した南アルプスの写真を贈りました。
調印式は、本来20周年を迎えた去年に行われる予定でしたが、新型コロナの影響で1年延期し5日行われました。
また、市役所1階市民ホールでは会津若松市の観光ポスター展が開かれています。
今後親善交流書の写しも展示される予定です。
観光ポスター展は15日までとなっています。