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今年の地蜂の巣は…

今年の地蜂の巣は…

蜂追い文化を継承しようと活動する伊那市地蜂愛好会の会員は、今月31日に開かれるコンテスト向け、地蜂の巣を手塩にかけて育てています。
今年は、好天だったことから例年より1キロほど大きい巣になりそうだと期待しています。
今年度から伊那市地蜂愛好会の会長を務める山口(やまぐち)(まさ)(ゆき)さんです。
自宅の庭で、クロスズメバチ、通称「地蜂」の巣を6つ飼っています。
伊那市では、7月から9月にかけて蜂をたどって巣を探し出す「すがれ追い」が行われています。
見つけた巣は、自宅に持ち帰り、餌をあたえるなどして育てます。
会長の山口さんは、子どもの頃から山でとった巣を自宅の庭で、毎年育てています。
木箱の中に入っている巣は、コンテストまで開けることができません。
今年は、春先の気候が蜂にとって過ごしやすい環境だったということで、例年以上に巣が多くとれたと山口さんは話します。
毎年秋に行われている巣の重さを競うコンテストでは、会員が育てた巣を持ち寄り、重さを競います。
去年は、平均2キロほどでしたが、今年は蜂の通いも良くそれ以上のものができそうだと期待しています。
巣を大きくするため会員の多くは、餌に鳥のレバーを与えています。
巣の重さを競う地蜂の巣コンテストは、31日の午前8時30分から伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれます。
 
 

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