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南原の焼却灰 住民説明会

南原の焼却灰 住民説明会

南箕輪村の南原住宅団地に基準値の4倍を超えるダイオキシンを含む焼却灰が埋設されていることが再び判明したことを受け、村と村土地開発公社は、住民説明会を11日南原コミュニティセンターで開きました。
説明会には住民29人が出席し、藤城栄文村長らがこれまでの経過や今後の対応について話をしました。
住民からの「体への影響はあるのか」という質問に対し村は「ダイオキシンは地表ではなく地中にあるため、一般的に問題はない」と答えていました。
住民からは、「安心・安全な撤去の工法の選定と十分な説明をしてほしい」「再度焼却灰が見つかることがないよう調査を進めてほしい」といった意見が出ていました。
ダイオキシンを含む焼却灰が見つかったのは、南原住宅団地の7区画のうち1区画です。
南原住宅団地では2007年にも焼却灰が見つかっていて、10世帯が立ち退き、撤去費や補償費などを合わせた金額は18億3千万円でした。
現在村開発公社が売り出した7区画すべてが売却済みで、そのうち3区画にすでに住宅が建てられています。
村では今後、焼却灰の除去工事の方法について検討し、今年度内に除去するとしています。
除去の方法やスケジュールなどが決まり次第、住民説明会を開き、直接影響のある地権者に対しては個別に説明をするとしています。
 
 

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