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一般に提供信大生のそば プロが熱血指導

一般に提供信大生のそば プロが熱血指導

 信州大学農学部の学生有志は、伊那市高遠町の旧中村家住宅を改装した環屋(たまきや)で、今月末から、一般に手打ちそばを提供します。
 この日は、高遠そばを提供する店主から熱血指導を受けました。
 そば打ちを指導したのは、高遠そばを提供する壱刻(いっこく)の店主・山根(やまね) 健司(けんじ)さんです。
 山根さんは、店を営む傍ら、そばの品種にもこだわりたいと、信州大学農学部に入学し、現在博士課程で学んでいます。
 指導を受けたのは、山根さんと同じ研究室の学生です。
 この日は、午前と午後に分かれて、有志20人がそば打ちを行いました。
 この研究室は、毎年、農学部の学祭で、「どんどん亭」と銘打って手打ちそばを提供していて、40年続く伝統だということです。
 しかし新型コロナの影響で、去年の学祭が中止となったことを受けて、環屋から提案があり、去年から、高遠城址公園の新そば祭りに合わせて、環屋で手打ちそばを提供することになりました。
 今年は、去年に続き2回目の出店となります。
 この日は、当日そばを打つメンバ―の選考会を兼ねています。
 20人の中から、山根さんが、5人ほどを選びます。
 学生の中には、これまでに500食を打ったという強者もいます。
 学生たちは、自作の手打ちそばをゆでて早速味わっていました。
 信大生によるそばの店「どんどん亭」の環屋への出店は、10月30日、10月31日、11月6日、11月7日の4日間です。
 4日間で300食ほどの提供を予定しています。
 高遠町に伝わる伝統野菜の唐辛子を使った新メニューも現在開発中で、当日、提供を予定しています。
 

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