大芝高原内の村有林で住民が下草刈り
南箕輪村の大芝高原内の村有林で、育樹祭が16日に行われました。
育樹祭には、村内12地区の役員らおよそ50人が参加し、下草刈りをしました。
2グループに分かれて大芝高原マレットゴルフ場西側の村有林に入り、刈り払い機を使って下草を取り除いていきました。
育樹祭は、先人が残した財産を村民協働の力で守っていこうと、15年ほど前から行われています。
一昨年は台風で、去年は新型コロナの影響で中止となっていて、3年ぶりの開催です。
大泉川に近いこの場所は、近年熊の目撃が相次いでいるということで、下草を刈ることで見通しを良くする狙いもあります。
ある参加者は、「小学生の頃木を植えた思い出の場所なので、この森を守るためにできることをしていきたい」と話していました。