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6年3組が議場見学で、鋭い質問も

6年3組が議場見学で、鋭い質問も

 「村民会館を建設する時に議会ではどんな話し合いをしたんですか?」‐。宮田村宮田小学校6年3組は1日、役場内にある村議会の議場を見学した。議員さながらの鋭い質問を議会事務局にぶつける光景も。議会の役割と村政運営の仕組みについて理解を深めた。
 めったに入れない議場に子どもたちは興味津々。議長席や理事者席、議員席に座る許可を得ると、さっそくイスの感触を味わった。
 ある男子児童は「村長さんのイスは、どうして他の座席と違うんですか?」と質問。
 矢田典和議会事務局長は、議員も真っ青のストレートな質問に少し戸惑いながらも「村長は選挙で選ばれた特別な人。他の職員は役場に勤めている人なので区別してあります」と答えた。
 6年3組は村民会館が建設された背景を題材に、自分たちの生活と政治のつながりを学習。議会がどのような役割を果たしているのか理解を深めようと、議場を訪れた。
 ある女子は村民会館建設時の議会が担った役割について質問。矢田局長は「特別委員会を設けて村民会館の建設に関するあらゆる事柄を検討し、本会議で建設を認める議決をしました」と説明した。
 村民の暮らしを豊かにするために話し合う議会の役割。矢田局長は「だからこそ村民の代表である12人の議員は、無責任な発言はできない。自分の発言や行動に責任を持って村のことを決めなければならないのです」と付け加えた。

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