サークルひまわりのたねが社協に寄贈
今年7月に解散したバリアフリーのまちづくりについて考えるサークルひまわりのたねは、残った活動費を活用し、牽引式車いす補助装置を伊那市社会福祉協議会に9月21日寄贈しました。
21日は、元会員の宮坂和恵さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協会の森田英和事務局長に牽引式車いす補助装置を手渡しました。
今回贈ったのは車いすに装着することで、人力車のように車いすを牽引することができる道具です。
サークルひまわりのたねは、車いす利用者の視点でバリアフリーのまちづくりについて考えようと1989年に発足しました。
これまでに市内の施設のバリアフリー環境を示した福祉マップの製作などを行いました。
近年会員が減少し活動の継続が難しいとして解散することとし、残りの活動費で伊那市社会福祉協議会にこの補助装置を寄贈することにしました。
森田事務局長は「ハイキングなど、日常でも使える道具。有意義に使わせていただきたい」と話していました。